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中桐 俊男; 高井 俊秀; 浅山 泰; 稲垣 嘉之
no journal, ,
高速増殖炉で発生する熱と電気を利用して水から水素を製造するプロセスの開発が原子力機構で行われている。1リットル/時間規模の水素製造装置が開発され、水素製造効率を評価するための実験が2006年12月に実施されて、0.5リットル/時間が約1時間にわたって継続することが確認された。
久保 真治; 大橋 弘史; 金川 昭宏; 笠原 清司; 今井 良行; 福井 裕*; 西林 俊樹*; 島崎 正則*; 宮下 礼子*; 田子 康弘*; et al.
no journal, ,
熱化学法ISにて安定した水素製造を行うため、閉サイクルプロセス運転技術の検討を行った。水素発生量,酸素発生量及び原料水供給量の割合を水分解量論比に一致させる運転技術を開発した。本方法は、各工程間に設置したバッファー容器に現れる溶液量変動を用い量論比からのずれを測定する方法,ブンゼン反応溶液の組成を一定化する方法などから成る。プロセスを運転する際の、主要制御変数,操作変数を決定するとともに、運転方法の有効性を、プロセスシミュレーションにて確認した。加えて、ヘリウムガス加熱にて駆動されるISプロセスにおいて、二つの吸熱工程へ適切な熱量を配分する方法を議論し、ヘリウム加熱酸素発生工程のプロセスシミュレーションにより、その有効性の目処を得た。
佐藤 博之; Yan, X.; 西原 哲夫; 國富 一彦
no journal, ,
高温ガス炉水素製造システムの非原子力級化において、水素製造プラントにおける熱負荷変動が原子炉の運転に与える影響は大きな課題の1つである。本研究では、JAEAで提案しているシーケンス制御を用いることにより、水素製造プラントを接続した実用型高温ガス炉システム(GTHTR300C)における水素製造プラントの熱負荷喪失時のプラント動特性評価を行い、提案している運転制御法により熱負荷変動を吸収し原子炉運転を継続することが可能であることを明らかにした。
藤本 望; 野尻 直喜; 橘 幸男; 水島 俊彦
no journal, ,
高温ガス炉はその高温の出口温度と固有の安全性から魅力的な炉型である。高温工学試験研究炉(HTTR)は日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターに建設された。HTTRは2004年4月19日に原子炉出口冷却材温度950Cを達成した。この温度は原子炉圧力容器外での温度としては世界最高のものである。これは高温ガス炉による高温熱利用の開発において大きなマイルストーンである。HTTRを用いたさらなる試験が今後計画されており、また核熱を用いた水素製造施設をHTTRに接続した試験が計画されている。この報告ではHTTR計画の概要について、最近の試験結果とHTTRを用いて今後行われる試験計画について報告する。